今の仕事を早く辞めてヨガインストラクターになりたいなぁ。
すぐなれるのかなぁ?
早くてどれぐらいでヨガインストラクターになれるんだろう…
このような疑問にヨガインストラクターがお応えします。
ヨガインストラクターになるのに資格はいらない
ヨガインストラクターを名乗るのに必要な資格はありません。
極端な話、知識と教える技術があれば今すぐにでもヨガインストラクターを名乗れるわけです。
とはいえ、ヨガを教えるということはそれほど簡単なことではありません。
それに、今まで一度も教えたことがない人にとっては、必要ないと言えども不安な部分もあるでしょう。
今回は資格を取るにせよ取らないにせよ、「必要最低限の知識と技術」を習得した上で、それも「最速」でヨガインストラクターになる方法に焦点をあて、解説していきます。
最短でヨガインストラクターになる方法
ヨガ経験のレベルによって方法を解説していきます。
ヨガ経験多
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↑①実際に身近な人に指導の練習をする
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↑②ヨガ哲学や解剖学、指導方法などを勉強する
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↑③働きながら勉強しつつデビューする
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↑④短期集中コースで講師から実際に習得する
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ヨガ経験少
では上から順番に解説していきましょう。
①実際に身近な人に指導の練習をする
ヨガの経験や知識が充分な場合、次に必要なのは「指導」「教える」練習です。
最初は家族や友達に協力してもらい、実際のレッスンをしてみます。
声のかけ方や指導方法、どのように誘導したら生徒さんは動きやすいか、時間配分など、レッスンを受ける側と教える側の違いをしっかり認識していきます。
そして必ずフィードバックをしてもらいましょう。
たとえば生徒役がいない場合、一人で声を出して練習してみるだけでもたくさんの気づきがあるはずです。
できるだけたくさん練習しましょう。
教える感覚を習得するのは個人差があるので、早い人では数回、遅い人では数ヶ月かかる場合もあるでしょう。
実際に出来るようであればヨガインストラクターとしてデビューができるわけです。
②ヨガ哲学や解剖学、指導方法などを勉強する
勉強方法:通信教育 書籍 など
ヨガの実践の他に必要なのは知識面です。
この部分は独学でも可能ですが範囲は幅広く奥深いので、終わりのない勉強といったイメージです。
相性の良い勉強方法を選びましょう。
《おすすめ書籍》
ハタヨガの真髄
ヨガブームの火付け役として有名なアイアンガー氏の本であり、ベストセラー。
アーサナ(ポーズ)だけではなく哲学や呼吸法なども詳しく解説されていて、これから深くヨガを学ぶ人にとってははずせない必読本。
YOGAポーズ大全
アーサナの効果や取り方のポイントなどが詳しく解説されているので、自主練はもちろん指導者としても参考書のような存在になる一冊。
ヨガインストラクターからも人気の高い本です。
他にもおすすめ本はいくつかありますが、たくさんの本が出版されているので自分の目で色々みて今の自分に必要な本、読みやすさや相性などで選びましょう。
今回は絶対はずせない必読本として2冊ご紹介しました。
また、通信教育で証明書を発行してくれるところもあります。
「どうせ勉強するなら証明になるものがほしい!」という場合はこちらも有りですね。
例えばこちら
ヨガインストラクター資格取得講座(スマホで資格取得formie)
費用も認定証等込みで¥35,000。
標準学習時間は約1ヶ月となっていますが、口コミをみると勉強時間によっては1週間で終わっている方もいるようです。
自分の好きな時間でどこでも勉強できるので隙間時間も有効活用できますね。
③働きながら勉強しつつデビューする
正社員として働きながらインストラクターを目指す方法です。
未経験でも応募でき、インストラクターになるための研修も準備されており、もちろんインストラクターとしての場所も用意されているのでメリットは大きいですね。
ただ、あくまでもお給料をもらって働くわけなので、受付や雑務などヨガの勉強だけをしていれば良いというものではないことは理解しておきましょう。
研修内容や福利厚生なども様々なので、気になるところは公式ページをチェックしてみましょう。
参考までに、全国展開しており研修も充実している7社を紹介しておきます。
採用条件や立地、内容などで気になるところがあれば説明会などで話を聞いてみてもいいかもしれませんね。
インストラクターへの道が一番保証されており、早い方法と言えるでしょう。
インストラクターとして働きながらRYT200*¹取得の研修も受講することも可能。
月給204,000~600,000円 | |||
※試用期間は月給187,000円(3~6ヶ月) |
通勤手当、住宅手当、勤務先滞在手当、保育手当、子ども手当、出張手当等あり
94%がヨガ未経験
*¹全米ヨガアライアンスが認定する世界的にもっとも有名な資格
研修自体は無料。ただ、「入社前研修」のため給料が入らない時期に研修が行われる。
月給210,000~400,000円(固定残業代26,923円含む) |
※3ヶ月間の試用期間は193,000円 |
9割が未経験者
ヨガワークスと提携しRYT200、RYT300*¹の資格取得可。
月給23万円~(経験に応じて相談可能) |
3ヶ月はアルバイト(時給)、社員登用後は試用期間3か月有 |
指導経験なし9割
*¹全米ヨガアライアンスが認定する世界的にもっとも有名な資格
運営業務を行いながらヨガのインストラクター研修を受講。
月給195,000~320,000円 |
※試用期間3ヶ月、待遇変更なし |
インストラクターとしての本質を学び、1ヶ月半後のデビューを目指す。
月給20万円 |
※研修期間(3ヶ月)は月給18万円 |
基本給の他、地域手当、住宅手当(一人暮らしの方)、通勤手当(全額支給)を賃金として支給
デビュー後も週1~月1回の頻度でスキルアップのための研修が開催される。
月給186,000万円~350,000円 |
通勤手当(上限20,000円)、皆勤手当、役職手当、営業手当
未経験90%以上
研修会場(東京・ハワイ)までの交通費・宿泊費は全額会社が負担。
入社後3ヶ月間157,500円~ |
RYT200養成講座に参加の場合は研修1年間は月給137,500円 |
通勤手当、住宅手当、業務手当、地域手当(首都圏、北海道等)、出張手当あり
④短期集中コースで講師から実際に習得する
ヨガの経験が浅い場合は独学よりも講師から直接習得する方が近道になります。
短期で資格を取得できる講座もあるので、どっちみち勉強するなら資格取得も視野に入れてもいいですね。
しかも養成講座を開催しているスクールはほとんどのところでレッスン受け放題などもやっていたり、講座修了後もフォローが手厚かったり、運がよければインストラクターとして活動ができたり、プラスαが魅力的ですね。
ただ受講料はそれなりにかかるので、お財布と相談しながら最善の方法を考えていきましょう。
知識として知っておきたいヨガインストラクターの資格
そもそもヨガインストラクターに国家資格はなく、すべて国内外の民間資格になります。
民間資格では、様々な団体や協会が養成コースを開講しており、修了すると修了証(ディプロマ)が発行されてその資格を得ることになります。
民間資格は数多く存在し、自分の習得したいヨガの種類や内容をしっかり考えて選ぶ必要があります。
中には短期集中講座を開催しているところもたくさんあります。
また、自粛要請が始まってから、オンラインでの養成講座もかなり増えています。
選択肢が増えているので学びやすい環境になりましたね。
代表的な民間資格
世界的にもっとも有名で通用する資格
米国の協会で非営利団体
全米ヨガアライアンスは、認定校として登録されたスクールが指定するヨガインストラクター養成コースを修了後に、全米ヨガアライアンスに登録するという流れが一般的
《全米ヨガアライアンス》が認める資格
・全米ヨガアライアンス認定200時間 (RYT200)
・全米ヨガアライアンス認定500時間 (RYT500)
・全米ヨガアライアンス認定200時間 (ERYT200)
・全米ヨガアライアンス認定500時間 (ERYT500)
その他、マタニティヨガやキッズヨガの資格などもあり。
認定校は国内だけでも150校前後あるようです。(2020.5現在)
短期集中講座を行っているスクールもたくさんあり、沖縄や離島での合宿式やハワイなど海外での短期コースもあります。
金額はそれなりにかかりますが、短期で全米ヨガアライアンスの資格を取得したくて経済的に余裕があるなら選択肢の一つになるでしょう。
→ヨガ資格取得【アンダーザライト ヨガスクール】
もちろん通学と選べます。通学ではコロナ対策がかなりしっかりなされています。
また、このスクールの素晴らしい点はなんといっても講師陣。
平均指導歴が12年で男性の講師も多数。
→今だけお家でヨガ資格取得!期間限定のオンライン完結RYT200コース!zoomでの面談も可能なので納得がいくまで話を聞けます。
不安要素をすべてなくして、世界で通用する資格をとって頑張りたい!という人には満足度が高いでしょう。
2001 年 9 月に内閣府から認証された全国組織の団体
《NPO法人 日本YOGA連盟》 が認める資格
・ティーチャーインストラクター(旧インストラクター(人材育成指導員))(旧 指導員)
・インストラクター(旧 ヘルスケア・ワーカー)
・アシスタント(旧 ヘルスケア・サブワーカー)
・温泉ヨガ指導員一級・二級
2011 年に設立された団体
《一般社団法人全日本ヨガ協会(AJYA)》 が認める資格
1級 SENIOR シニア
2級 ADVANCE アドバンス
3級 MASTER マスター
※ 一般社団法人全日本ヨガ協会(AJYA)の認定するAJYAライセンス 1 級または準 1 級の修了により、アライアンス 200時間(RYT200)の取得が可能になります
2010 年に設立された団体
《社団法人日本ヨガインストラクター協会(JYIA))》 が認める資格
1級 SENIOR シニアコース
2級 ADVANCE アドバンスコース
3級 MASTER マスターコース
おわりに
私自身、ヨガインストラクターとして活動する際に今のところ資格を証明するよう言われたことはありません。
とはいえ、採用する側も初対面の人を見分ける目安として資格などの証明があれば安心できる要素にはなるでしょう。
もちろん資格保持者を必須としているところもあります。
当たり前ですが無いよりも有るに超したことはないということです。
ただ、いくら立派な資格を持っていようが、たくさん資格を持っていようが生徒さんが満足してくれなければ意味が無いということです。
生徒さんにとって資格など重要ではありません。
これからヨガインストラクターになりたいと考えているのでしたら、ぜひヨガを大好きになってそのワクワクした思いをたくさんの人と分かち合いたいという気持ちを大切にしてください。
目先の「上手さ」ではなく、その方が伝わるからです。
あなたのこれからの挑戦を心から応援しています。
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