
あなた
・膣ケアってどんなことするの?
・結局なににいいの?
・ケア用品って何を使うの?
このような疑問におこたえします。
実際、日本の女性はデリケートゾーンケアにたいしてあまりにも無頓着です。
欧米やインドではごくごく当たり前のことであり、その重要性を知ったらきっと明日からお顔やカラダ以上にケアをすることになるでしょう。
私も数年前から習慣として取り入れています。
続けてみた経験をもとに膣ケアの重要性とやり方を解説していきます。
続けてみた経験をもとに膣ケアの重要性とやり方を解説していきます。
ぜひ今日から始めてみてください。
大げさではなく、きっとあなたの人生が大きく変わるはずです。
【膣ケア】キレイになるために最も効果的かつ必要不可欠【全女性がやるべき】

膣ケアの重要性
まず、膣は筋肉です。
その筋肉を粘膜がおおっていて、粘膜は粘液を分泌しています。
この「粘液」がきちんと分泌されて潤っていることが健康な状態です。
膣ケアをしなければ、ムレやかゆみの症状から、ホルモンのバランスが崩れてPMS(月経前症候群)がひどくなったり、膣の萎縮や痛みからセックスレスの原因にもなります。
また、尿漏れや痔、便秘、子宮脱などの病気を引き起こしたり精神バランスを崩すこともあるのです。
そうなんです、膣が乾燥したり硬くなると体だけでなく、脳にも精神にも影響が出てくるのです。
また、粘液力は免疫力といわれます。
粘液力を高めることは免疫力を高めること、「健康」と直結しているわけです。
そして粘液力の低下は「老化」とも直結しています。
「潤って弾力のあるデリケートゾーンを保つことは高級な美容液を使うよりも断然効果的で究極のアンチエイジングになる」ということです。
更年期になると潤いがなくなったり硬くなることは誰にでも起こります。
ところが最近は、若い人のなかにも膣や会陰が乾いたり硬くなったりしている人が増えているのです。
「私はセックスもしないし興味もないからケアなんて必要ないわ」なんて思っていたら大間違い。
《膣や会陰が冷えて乾いたり硬くなったりたるんだりして起こる代表的な問題》
・黒ずみ ・におい ・おりもの
・かゆみ ・生理痛 ・痔
・性欲減退、不感症
・尿漏れ、頻尿 ・便秘・便漏れ
・性交痛、膣萎縮
・尿道瘤、膀胱瘤、子宮下垂、直腸瘤
・骨盤動機脱
・かゆみ ・生理痛 ・痔
・性欲減退、不感症
・尿漏れ、頻尿 ・便秘・便漏れ
・性交痛、膣萎縮
・尿道瘤、膀胱瘤、子宮下垂、直腸瘤
・骨盤動機脱
60歳でも何歳でも、今から始めても遅くありません。閉経後は特に必要です。
若い方は早い方だと一週間もしないうちに効果があらわれます。
これから妊娠・出産を予定されているならなおさら、会陰マッサージによって妊娠・出産・産後の回復に違いがでてくるでしょう。
効果
デリケートゾーンケアの効果はたくさんあり、そして個人差もあります。
その人にとって何に効果があらわれたかというのは本当に様々ですが、私の周りの声と参考文献より下記があげられます。
・肌のツヤ、ハリがすごい
・爪がきれいになった
・薄毛がなおってきた
・生理痛が軽くなった
・冷え性がマシになった
・更年期のほてりがなくなった
・風邪をひかなくなった
・セックスの時の痛みがなくなった
・出産、産後の回復
…等々
・爪がきれいになった
・薄毛がなおってきた
・生理痛が軽くなった
・冷え性がマシになった
・更年期のほてりがなくなった
・風邪をひかなくなった
・セックスの時の痛みがなくなった
・出産、産後の回復
…等々
効果は本当に数えきれません。
「顔のたるみシワが消えてきた」「顔色がよくなってみんなに指摘される」などの声もあり、アンチエイジング効果は見た目にもわかり気分が上がりますね。
やり方
基本
1,清潔にする→正しい洗い方、専用ソープの使用
2,保湿する→オイルでマッサージ
3,筋力をつける→骨盤底筋群を鍛える
4,アンダーヘアのケア→VIO脱毛
私はこれを基本にして実行しています。
一つずつ解説していきましょう
清潔にする
ボディーソープや石けんではなく、デリケートゾーン専用の刺激の少ないソープで、手で丁寧に洗いましょう。
デリケートゾーンにはバリア機能をもっている角質がありません。
ですので、その特性に合わせた(phに合わせた)デリケートゾーン専用のソープが必要なのです。
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保湿する
お風呂から出たらまず真っ先にデリケートゾーンの保湿をしましょう。
もっとも乾燥させてはいけない場所であり、もっとも乾燥しやすい場所だからです。
お風呂から上がった少し水滴がついているぐらいでローションやクリームなどの保湿剤をぬります。
このときの保湿剤もデリケートゾーン専用のものを使いましょう。
そしてオイルを使ったマッサージを行います。
オイルマッサージをすることで血行を促し、粘膜を修復し、膣にふっくらとした弾力やハリが生まれ、やわらかくすることにつながるからです。
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オイルマッサージのやり方
オイルマッサージをする時はオイルをたっぷり指にとります。
まずはデリケートゾーン全体にオイルをやさしく塗り込むようにマッサージをします。
慣れてきたら、膣の中もマッサージしていきます。
利き手の中指か人差し指を使って、最初は指一本を第二関節ぐらいまで入れます。
ゆっくりと様子を見ながら行い、無理はしないでおきます。不快感があればすぐにやめておきましょう。
少しずつ慣れてきたら指を膣壁に密着させながら動かし、マッサージしていきます。
直腸側は親指が触りやすいでしょう。
硬くなっているところや膣内の状態を観察しながらゆっくりとおこないます。
オイルマッサージはできれば毎日おこなうのが理想ですが出来るときだけで構いません。(週2、3回と記載のある文献もあります)
時間も1~2分で充分です。
マッサージが終わったあとはオイルは拭き取らず、そのままにしておきます。
下着の汚れが気になる場合は布ナプキンを利用しましょう。
オイルマッサージにおすすめのオイル
基本的にはナチュラルでオーガニックなものを選びます。
膣の粘液と親和性が高くなじみが良いと言われているものは、種子から抽出されるオイル、たとえば、アプリコットオイルやアーモンドオイル、マカデミアナッツオイル、セサミオイルなどです。
デリケートゾーン用のオイルも市販されていますが、上記のオイルでも代用可能です。
特にセサミオイル(ごま油)はアーユルヴェーダでも多用されており全身に使い勝手が良いのでおすすめです。
食用の茶色いごま油ではなく、透明の無味無臭の「太白ごま油」を使用します。
ネットやスーパー、百貨店などでも購入ができます。
市販の専用マッサージオイルでは断然こちらがおすすめ。
妊婦さんが使えるように作られているので安心です。
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骨盤底筋群を鍛える
簡単な方法を2つご紹介します。
1、足裏をしっかり地面で踏ん張って立ちます。
息を吐きながら膣を引き上げるように締めていき、そのまま3秒ほどキープします。
2、足裏をしっかり地面で踏ん張って立ちます。
呼吸にあわせて、かかとを上げたり下げたりします。
このときも膣に意識を集中させましょう。
アンダーヘアのケア(VIO脱毛)
汚れやムレの予防と、ケアがラクになるからです。
デリケートゾーンケアの基本は「清潔にする」ことから始まるので、アンダーヘアのケアはとってもおすすめです。
余談ですが、脱毛は白髪には反応しないので悩んでいるなら早い内がオススメです。
おわりに

日本ではなかなかデリケートゾーンと向き合う機会がないのが現状です。
気づいた時から始めるだけで、これからの女性としての人生が大きく変わると確信しています。
ぜひ少しずつでも膣ケアの重要性を実感して、どんどん変化してください。
キラキラ輝く女性が溢れますように。
参考文献:
森田敦子著、『潤うからだ』、株式会社ワニブックス、2017年、p167
原田純著、たつのゆりこ指導・監修、『ちつのトリセツ』、株式会社径書房、2017年、p237
コメント
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