理想の自分になりたいなら【アファメーション】やり方・ポイント解説

理想の自分になりたいなら【アファメーション】
アファメーションとは
なぜ潜在意識に働きかけると効果が高まるのか？
アファメーションのやり方
具体的な文例
おわりに

理想の自分になりたいなら【アファメーション】

人間関係をよりよくしたい。
収入を増やしたい。
魅力のある人間になりたい。
仕事で成果を出したい。
素敵な出会いがほしい。

このような願望をもっているなら、断然アファメーションが役に立ちます。

なりたい自分、手にしたい結果を一気に近づけるアファメーションについて、NLP（実践心理学・神経言語プログラミング）マスタープラクティショナー認定の筆者が解説していきます。

アファメーションとは

アファメーションとは、「肯定的な自己宣言」「肯定的な自己暗示」などとも言われています。

簡単に説明すると、なりたい自分にふさわしい文言を使うことによって潜在意識に働きかけ、「思い込み」を作り、宣言を現実にしていくことです。

潜在意識に刷り込み働きかけること、つまり潜在意識の力を借りることで願望の達成に高い効果が期待できるのです。

なぜ潜在意識に働きかけると効果が高まるのか？

それは脳の特性でもあります。

脳はとても単純です。

顕在意識（意識）と潜在意識（無意識）の割合はほぼ潜在意識が占めています。
人はほぼ無意識の部分に引き寄せられて日々過ごしているということですね。

そしてこの無意識（潜在意識）のパワーは強烈なのです。
例え話にこういったものがあります。

顕在意識（意識）＝ネズミ
潜在意識（無意識）＝象．この象の上にネズミが乗っているのです。
ネズミがどれだけ「右へ行きたい」と思っても象が左に行けば左にいってしまいます。

それほど潜在意識は強烈なのです。

アファメーションはそんな潜在意識を利用した方法なので無理がなく、そして効果が高いというわけです。

なぜアファメーションでなりたい自分になれるのか

例えば「この車がほしい」と思った瞬間から道にはその車であふれ、「このスニーカーがほしい」と思った瞬間から街にはそのスニーカーがあふれます。

実際に増えているわけではありません。

これはいわゆる「情報のフィルター」であり、自分が今関心のあることや自分にとって重要なことが優先される現象です。

この特性もアファメーションの効果に一役かっており、「なりたい自分」に必要な情報や世界が見つけやすくなり、思考もチャンスも脳が敏感に反応するためです。

他にも有名なプラシーボ効果などがあります。

例えば、精神科のお医者さんから「これは良く効く睡眠薬です」と言われたお薬の中身が偽物でまったく効果のないものだとしても今までの不眠がウソのようにぐっすり眠れた、という実験結果がありますね。

これは脳の「思い込み」が実際の反応として出る現象です。

これによく似た実験は他にもたくさん存在します。

これでわかることは、現実に対して反応するのではなく、人間は思い込みで反応しているということです。

思い込みがうまくできれば理想に一気に近づけるわけですね。

アファメーションのやり方

やり方自体はとても簡単ですが注意点だけしっかりと守る必要があります。

なぜなら、ここを間違えば理想の自分になれないどころか悪影響にもなりかねないからです。

1，なりたい自分を思い浮かべる

2，紙などに書く*

3，できるだけすぐ目に付くところに配置する（PCやスマホの壁紙、部屋の目に付きやすいところ）

4，少なくとも朝起きた時と寝る前は声にだして言う（一日に何度も言った方が効果的）

5，違和感がある場合は書き直す（何度書き直してもOK）

*手順は簡単ですが、重要なのは以下のポイントです。

・現在形、現在進行形、過去完了形で書く

「私は～です」「私は～になっています」といった感じです。
例えば、「私はお金持ちになりたい」とすると、「今はお金がない」というネガティブな感情を引き出してしまいます。

アファメーションにネガティブな感情は絶対NGです。

ちなみに書くときは「お金持ち」よりももう少し具体的な方が良いですね。（「年収1,000万」や「年３回海外旅行に行けるぐらい」など）

・否定文を使わない

潜在意識は肯定語と否定語の区別ができません。

わかりやすい例で言うと「後ろ見ちゃダメ」と言われた瞬間に後ろを振り向く、などですね。

余談ですが子供に「そっちに行ったらダメ」と言うのではなく「こっちにおいで」と言った方がうまくいきますよ。

アファメーションも否定語は使いません。

「～ではない自分」ではなく「～している自分」とします。
「私は自信のない性格を手放している」ではなく「私は自信に満ちあふれている」といった具合です。

・大きすぎる理想は書かない

現在とのギャップが大きいと脳は違和感を感じてしまいます。

その違和感が潜在意識では「私には無理」と反応してしまって逆に悪影響を引き起こします。

アファメーションはこれらのポイントがすべてといっても過言ではありません。

具体的な文例

上記のポイントを守った上で実際にアファメーションの文言を考えていきましょう。

参考までに具体的な文例をいくつか紹介させていただきます。

感覚がわかればぜひ自分の言葉で、自分がしっくりくる文言を決めていきましょう。

もちろんこの中でしっくりくるものがあれば使っていただいてもかまいません。

できれば一日に何度も言った方がよいので長ったらしい文章は控えて暗記できるぐらいの簡潔な文章にするのがうまくいくコツです。

セルフイメージ

・私はいつも満たされていて幸せです。
・私は運がよくチャンスが最適のタイミングでやってきます。
・私はいつも心がおだやかで笑顔でいられます。
・私の才能は常に向上していて毎日誇りに思っています。
・私はすべてがうまくいっていてとても幸せです。
・私は自信に満ちていていつもわくわく過ごしています。

お金、仕事

・私は好きなことで年収3,000万円を超えています。
・私のビジネスはまわりの人を幸せにしています。
・私は信頼できる仲間と毎日楽しく仕事ができて幸せです。
・私はお金を愛し、お金も私を愛しています。
・私には豊かで幸せになる権利があります。
・私には望んだだけのお金がいつでも入ってきます。

恋愛

・私はいつも○○さんからの愛を感じ、幸せな毎日を過ごしています。
・私は○○さんに心の底から必要とされ、幸せです。
・私は素敵な女性（男性）で愛されるのにふさわしい存在です。
・私は魅力的で異性にモテモテです。

人間関係

・私は大切な親友に囲まれて楽しく暮らしています。
・私はみんなを愛し、みんなに愛されていて幸せです。
・私は自分に関わるすべての人に感謝し、笑顔で過ごしています。
・私は志の高い仲間がたくさんいて共に最高の未来を夢見ながら楽しんでいます。
・私には自分らしくいれる人間関係に恵まれていて楽しい毎日を過ごしています。

容姿

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